国府津の街で40年以上地域に愛される昭和レトロなベーカリー

2021.08.31

国府津駅すぐのレトロな建物が目印のベーカリー『神戸屋ふるや店』には、ゆったりとした時間が流れる。

昭和10年前後に建てられたというお店は、国の有形文化財にも指定されていて、懐かしくあたたかい雰囲気作りに一役買っている。

朝7時半のオープンと同時に並ぶパンも同様に、気取らず普段使いできるものばかりだ。

今月のおすすめだという『レーズン食パン(490円)』は、ほんのり甘い生地にたっぷりのレーズンを入れた食べ応えのある食パン。

そのままでフワフワの食感を楽しむのもよし、カリっと焼いてバターを添えていただくのもよし。

「パンは毎月3~4種類ほど入れ替わります。ラインナップでも飽きのこないパンを目指しているので、ぜひいろいろ試していただければ」と話すのはオーナーの古谷さん夫妻。

パンを毎日の生活に添えたいという想いは、このあたりでは珍しいデコレーションパンにも。

最近ではお子さんの誕生日を祝う「一升パン」もオーダーメイドで手掛けていて、これもまたひそかな人気商品となっているそう。

手にした人たちの喜ぶ顔を思いながら作られたパンは、これからも種類を増やし、この街でずっと愛されていくに違いない。

SHOP INFORMATION

神戸屋ふるや
小田原市国府津4-2-18
Tel:0465-47-2412

https://furuyabakery.amebaownd.com