自然とアートを同時に楽しめる絶景美術館 横須賀美術館

2024.06.14

横須賀の市制100周年を記念し、2007年に開館した『横須賀美術館』。

観音崎公園の豊かな緑が三方を囲み、目の前には東京湾が広がる恵まれた環境のなかにある美術館は「絶景美術館」としてテレビや雑誌等でたびたび紹介されている。

設計に携わったのは、世界的に優れた建築家に贈られ「建築界のノーベル賞」と称されるアメリカのプリツカー賞2024を受賞した建築家・山本理顕氏。


「地形を利用して景観と建物とを一体化させたい」というのが当初からのコンセプトで設計された建物は、周囲の環境に調和するよう高さを低く抑えたそう。


また、室内でも常に周囲の自然が感じられるよう、天井や側面に大小の丸穴が開けられ開放感がある。

1階の展示室では、国内外の変化に富んだ企画展を年間で6回ほど開催している。


地階の展示室とギャラリーでは、年間4回の展示替えをするため行く度に新たな作品との出会いが楽しめる。

館内には、東京・南青山のレストラン「アクアパッツァ」の日高良美シェフプロデュースによる「レストラン アクアマーレ」があり、海を眺めながら三浦半島の野菜や、水揚げされた新鮮な魚介類を使ったイタリアンを堪能できるのも魅力の一つ。

横須賀美術館は“恋人の聖地”に認定されているため、デートスポットとしてもオススメだ。

東京や横浜から1時間少々で行けて、周囲には観光スポットも多いので今度の休日にプチ旅行気分でふらっと出掛けてみては。

INFORMATION

横須賀美術館

神奈川県横須賀市鴨居4丁目1番地 

TEL 046-845-1211(代表)


ライター  Kasumi Saito

大船在住、二児の母。
学生時代から憧れ続けた湘南、その魅力を発信する仕事をしたいと思いライターに。
晴れた日に電車で行く湘南散歩が大好き。
好きな場所は、『新江ノ島水族館』。