「3世代100年住み続けられる家」。 神奈川・湘南で家づくりを考える方に知ってほしい、すまい環境設計の住まいづくり

2026.04.22

高断熱・高気密・高耐震。
家づくりを考え始めると、こうした性能の言葉を目にする機会が増えます。もちろん、どれも住まいにとって大切な要素です。けれど、本当に長く安心して暮らせる家を考えたとき、それだけで十分とは言い切れません。

大きな地震に耐えられること。快適な室内環境を保てること。さらに、木が長く健やかに保たれ、湿気やシロアリへの備えがあり、将来の暮らしの変化にも対応しやすいこと。そうした“見えにくい部分”まで丁寧に整えてこそ、住まいは本当の意味で長く住み継げるものになるのではないでしょうか。

寒川駅からすぐの場所に事務所を構える、すまい環境設計株式会社。神奈川県全域に対応しながらも、寒川・茅ヶ崎をはじめとした湘南エリアで家づくりを考える方にとっても、心強い存在のひとつです。
今回は、すまい環境設計さんが大切にしている「3世代100年住み続けられる家」という考え方について、詳しく伺いました。

皆さんは、“すまい”に何を求めますか?

時代とともに、住まいに求められるものは変わってきました。
かつては、雨風をしのげる場所であることが何より大切な時代もありましたが、今はそれだけではなく、安心して快適に、そして長く暮らせることが住まいに求められています。

私たちは、家づくりにおいて大切なのは、見た目の良さだけではないと考えています。
住み心地や使い勝手はもちろん、家族を守る耐震性、快適な毎日を支える断熱性や気密性、そして長く住み続けるための耐久性まで、住まいの土台をしっかり整えることが大切です。

家は建てて終わりではなく、これからの暮らしを支えていく場所です。
だからこそ私たちは、住まい手が健康で、安全に、長く安心して暮らせる環境をきちんと考えながら、一棟一棟の家づくりに向き合っています。

すまい環境設計 代表取締役
田中 和男さん

ハウスメーカーで8年間、現場の第一線に立ち、その後は不動産会社の建設部の責任者として13年間勤務。個人住宅をはじめ、グループホームや保育園など多様な建築に携わる。30年以上の経験を通して、住まいに必要なのは見た目だけではなく、性能や耐久性を含めた“環境”そのものを整えることだと感じ、住まい環境設計を設立。

目指しているのは、「3世代100年住み続けられる家」です

大きな地震が起きても簡単には崩れず、木材や基礎の耐久性がしっかり保たれること。さらに、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、住まいを更新していけることも大切だと考えています。

今は高断熱・高気密・高耐震を掲げる住宅会社も増えています。
ただ、私たちが重視しているのは、その先にある構造そのものの寿命です。木が長く健やかに保たれること、壁の中に湿気をため込まないこと、万が一湿気が入り込んでも適切に外へ逃がせること。そうした見えない部分まで含めて設計することが、住まいの寿命を大きく左右すると考えています。

寒川や茅ヶ崎、湘南エリアで家づくりを考えるときも、デザインや立地だけでなく、こうした“長く住み続けられるための土台”まで目を向けておくことが、後悔しない家づくりにつながります。

高断熱・高気密・高耐震だけでは、本当に長く住める家とは言い切れません

高断熱・高気密・高耐震という言葉は、今の家づくりではとても大切です。
断熱性能を高めることで、夏の暑さや冬の寒さの影響を受けにくくなり、快適な温熱環境につながります。気密性能を高めることで、計画的な換気がしやすくなり、室内の空気環境も整えやすくなります。耐震性能は、地震や台風などの災害から家族の命を守るうえで欠かせません。

けれど、それだけでは“長く住める家”になるとは限りません。
本当に大切なのは、その家が10年後、20年後、30年後も安心して住み続けられる状態を保てるかどうかです。湿気で木が傷まないか、シロアリ被害に備えられているか、将来のメンテナンスや設備更新がしやすいか。そうした視点まで含めて考える必要があります。

住まいの性能は、住み始めた瞬間だけの話ではありません。
長く快適で、安心できる暮らしを支えるものだからこそ、見えやすい性能と同じくらい、見えない耐久性も大切にしたいと私たちは考えています。

【許容応力度計算】地震に強い家を、根拠を持ってつくります

私たちは、構造耐震等級3を基本とし、全棟で許容応力度計算を実施しています。
耐震性能は、「強い家です」と言葉で伝えるだけではなく、きちんと計算し、根拠を持って確認することが大切だと考えているからです。

特に神奈川は、地震への備えを意識する方が多い地域です。
寒川や茅ヶ崎、湘南エリアでも、家づくりを考えるときに「本当に安心できる構造かどうか」は、非常に大きなポイントになります。私たちは、大きな地震が起きたときに家族の命を守ることはもちろん、その後も住み続けられる住まいであることを目指しています。

耐震等級3という言葉だけが独り歩きしないように、どのような構造で、どのような根拠があるのかまで丁寧に考えること。それが、私たちの家づくりの基本姿勢です。

【気密測定】数値だけで終わらせず、現場で精度を高めます

すまい環境設計の新築工事では、全棟で気密測定を行っています。
高断熱の家でも、すき間が多ければ本来の性能は十分に発揮されません。気密性能を高めることで、冷暖房効率が高まり、快適さや省エネ性にもつながります。

また、気密は住み心地だけでなく、空気環境にも関わる大切な要素です。
計画的に換気を行いやすくすることで、ホルムアルデヒドなどの有害物質や、私たちが呼吸で出す二酸化炭素を屋外へ排出しやすくなり、新鮮な空気を取り込みやすくなります。健康的な住環境を考えるうえでも、気密性能はとても重要です。

私たちは、測定して終わりにはしません。
測定中は現場で大工と立ち会いながら確認し、必要に応じて気密のリカバリーも行います。数字を出すこと自体が目的ではなく、現場で住まいの精度を高めることが目的です。C値0.5以下をお約束しているのも、そうした現場での積み重ねがあるからです。

【断熱性能】快適さと現実的なバランスを考え、等級6を標準にしています

弊社では、断熱性能等級6を標準仕様としています。
等級7まであるなかで、あえて標準を等級6としているのは、性能だけを追い求めるのではなく、建築時の初期コストと、住み始めてからのランニングコスト、その両方のバランスを大切にしているからです。

良い家をつくりたい。
けれど、価格が上がりすぎて現実味を失う家にはしたくない。

この考え方は、私たちの家づくりの中でもとても大切にしている部分です。

家づくりを考える方のなかにも、「性能は大切だけれど、予算とのバランスも気になる」という方は多いと思います。私たちは、見えない部分まで丁寧に整えながら、無理のない価格で価値ある住まいを届けることを目指しています。

【防蟻処理】100年先まで見据え、木を守る方法を選んでいます

長く住める家を考えるとき、防腐・防蟻の考え方もとても重要だと考えています。
木造住宅の耐久性を左右する大きな要因のひとつが、腐朽とシロアリ被害です。だからこそ、新築時にどう処理するかだけでなく、その効果がどれだけ長く続くのか、住む人の健康に影響がないかまで含めて考える必要があります。

一般的な防蟻処理では、建物の立ち上がりから数メートル程度までを処理することが多いとされています。私たちは、近年の外来種のシロアリ被害も見据え、屋根まで構造全体を処理しています。また、使用する防腐防蟻処理にはホウ酸を採用しています。

ホウ酸を選ぶ理由は、人体への影響に配慮できることと、効果が長く続くことにあります。
長く安心して暮らせる住まいを考えるとき、耐震性や断熱性だけでなく、住む人の健康や将来的なメンテナンスまで含めて考えることが大切だと思うからです。

一方で、ホウ酸処理には丁寧な施工管理が欠かせません。
現場で塗布を行い、雨に濡れないよう養生しながら工程を進める必要があるため、簡単にできるものではありません。現場監督、大工、防腐処理業者が密に連携しながら進めることで、はじめて十分な品質につながります。完成後には見えにくくなる部分ですが、そうしたところまで丁寧に整えておくことが、住まいを長く守ることにつながると私たちは考えています。

将来の暮らしの変化に合わせて、住まいも変えていけることを大切にしています

家は、建てた瞬間が完成ではあっても、暮らしとしてはそこからが始まりです。
そして、その暮らしはずっと同じ形のまま続くわけではありません。子どもの成長、働き方の変化、家族構成の変化、親との同居、そして年齢を重ねた先の暮らし方まで、住まいに求めるものは少しずつ変わっていきます。

最初はちょうど良いと感じていた間取りが、数年後には少し使いにくく感じられることもあります。
子ども部屋をつくりたい、収納を見直したい、ワークスペースがほしい、将来はワンフロア中心で暮らせるようにしたい――そうした思いが出てくることは、決して特別なことではありません。

私たちは、そうした変化を前提に家づくりを考えることが大切だと思っています。
これまでリフォームやリノベーションの現場に関わるなかで感じてきたのは、「変えたいのに変えられない家」が意外と多いということでした。構造の都合で間取り変更が難しかったり、想像以上に大がかりな工事になってしまったりすると、住まいを今の暮らしに合わせて更新すること自体が難しくなってしまいます。

だからこそ、私たちは新築の段階から将来の可変性を意識した構造づくりを重視しています。
柱が少なくても耐えられる、箱で支える考え方を取り入れ、比較的自由に間取り変更しやすい住まいを目指しています。それは、今のためだけに最適化するのではなく、これから先の暮らしにも寄り添える住まいにしたいからです。

長く住める家とは、単に頑丈な家ではなく、時間の流れとともに無理なく付き合っていける家でもあるはずです。
10年後、20年後、その先の世代にもなじんでいくこと。私たちは、そうした柔軟さもまた、「3世代100年住み続けられる家」に欠かせない要素だと考えています。

現場で形にする力があってこそ、住まいの価値は生きてきます

性能や耐久性を語るとき、どうしても数字や仕様に目が向きがちです。
けれど私たちは、それだけで良い家ができるとは考えていません。どれだけ考え抜かれた設計であっても、現場で正確に形にする施工力がなければ、その価値は十分に発揮されないからです。

住まいは、図面の上で完成するものではなく、現場で一つひとつ積み重ねながら形になっていくものです。
だからこそ私たちは、細かな納まりまで考えたうえで施工を進めています。見た目の美しさはもちろん大切ですが、それと同じくらい、住み始めてからメンテナンスしやすいこと、設備の更新がしやすいことも大切にしています。

実際に暮らしが始まると、住まいに求められるのは完成時の印象だけではありません。
年月を重ねるなかで、手を入れやすいか、無理なく使い続けられるか、困ったときに対応しやすいかといったことが、暮らしやすさに大きく関わってきます。建てた瞬間のきれいさだけでなく、その先の使いやすさまで見据えておくことが、結果として長く快適な暮らしにつながると私たちは考えています。

新築はもちろん、リフォームやリノベーションにも携わってきたからこそ見えてきたことがあります。
それは、住まいの価値は完成時だけではなく、住み続ける時間のなかでこそ問われるということです。だから私たちは、今の見栄えだけでなく、その先の暮らしまで想像しながら家づくりを行っています。

長く住める家を考えるときに、大切にしたいこと

今の心地よさだけでなく、その先の暮らしまで見据えることが大切だと思っています。
性能の高さはもちろん、耐久性やメンテナンスのしやすさ、将来の暮らしの変化に対応しやすいことまで含めて考えておくことで、住まいはより長く、安心して住み続けられるものになると考えています。

寒川や茅ヶ崎をはじめ、湘南エリアで家づくりを考える方のなかにも、「今ちょうどいい家」だけでなく、「10年後、20年後も無理なく暮らせる家」を大切にしたいという方は多いのではないでしょうか。
私たちは、そうした住まいの本質にしっかり向き合いながら、一棟一棟の家づくりを丁寧に重ねています。


家は、建てた瞬間が完成ではあっても、暮らしとしてはそこからが始まります。
だからこそ私たちは、今だけではなく、10年後、20年後、その先の世代にも寄り添える住まいを目指しています。
“3世代100年住み続けられる家”という考え方の根底にあるのは、住まい手が健康で、安全に、長く安心して暮らせる環境をつくりたいという私たちの思いです。