住宅性能・構造

【構造・工法】木造在来工法「許容応力度計算」が標準

全棟に「許容応力度計算」を採用し、標準仕様でも耐震等級２を実現しております。柱・梁などの木材だけではなく、基礎も含め頑丈なつくりとなっております。

※ご予算とご相談させていただき、耐震等級３にすることも可能です。

許容応力度計算とは？

筋違などの耐力壁の他に柱の位置や梁の大きさ、荷重のかかり方、建物のゆがみ、バランス、上下階の直下率などを考慮して計算します。その為、立面図と平面図の他に矩計図・構造図（柱・梁の骨組み）・基礎伏せ図・仕様書（屋根材・外壁材等）・地盤調査報告書が必要となる信頼できる計算です。

この他、木造２階建てまでで一般的に使われている簡易計算の「壁量計算」というものがありますが、耐力壁の配置までは指示が無く、かつ骨組みを考慮しないため信頼性の低い計算となりますので、弊社では全棟「許容応力度計算」を実施し、安心して末永く住み続けていただける構造となっております。

【断熱性能】全棟「UA値0.6以下」「ZEH基準以上」の高断熱が標準仕様

※ご予算とご相談させていただき、これ以上の断熱仕様にすることも可能です。

●UA値？

住宅の断熱性能を表す指標を「UA値」と呼びます。外皮平均熱貫流率のことで、外気に触れる住宅の壁や屋根、窓等の開口部から室内の熱がどのくらい外へ逃げやすいかを数値化したものです。UA値は数値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が良い家（高断熱住宅）となり、省エネ性能の高い住宅になります。

●ZEH？

ZEH（ゼッチ）とは、「net Zero Energy House（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）」の略称です。「エネルギーの収支をゼロにする家」という意味があり、省エネ住宅と呼ばれることもあります。太陽光発電で作るエネルギーと消費エネルギーの収支を実質的にゼロ以下にすることを目指す住宅で、高断熱化などにより、冷暖房などの省エネを実現します。

【気密性能】気密測定を実施し、「C値0.5相当以下」の高気密仕様

住宅における気密性能とは、住宅の隙間をできる限り減らし、室内の空気を屋外と分断する性能のことです。気密性能の高い住宅は、室内の温度や湿度をコントロールしやすいため快適性に優れています。さらに暖冷房などで調整した室温を保ちやすく省エネにつながることに加え、住宅の寿命にも大きく関わります。

●C値とは？

C値とは「相当隙間面積」のことで、住宅の気密性能を具体的に表す数値です。C値が小さいほど隙間が少なく、「気密性能が高い」といえます。「相当」とあるのは、隙間の量を測定することで隙間面積を仮説的に示した値だからです。実際の面積と完全に一致するわけではないため、「相当」という言葉が使われています。

 

石和建設では全棟で気密測定を行い大半の住宅がC値0.2～0.5相当以下となっております。
※建物の形状等により数値の変動がございます
 

●C値の計算方法

C値は、建物の床面積1㎡当たりにどれくらいの隙間面積（1c㎡）があるかを示します。計算式は、下記です。
C値（c㎡/㎡）＝建物全体の隙間面積（c㎡）÷延べ床面積（㎡）

例えば、床面積150㎡の建物でC値が5c㎡/㎡の場合、その建物全体の隙間は750c㎡あることが分かります。

石和建設では全棟で気密測定を行い「C値0.5以下」の建物を標準仕様としております。

長期優良住宅／ZEH

石和建設では、長期優良住宅やZEHへの対応が可能です。ZEH補助金の申請も行っております。
長期優良住宅／ZEHの申請をご希望の方はお気軽にご相談ください。